賃貸経営において、物件に空室が出ないように入居者をどのように募るかはかなり重要になります。
例えば、入居者の条件について、「学生限定」→「連帯保証人がしっかりしており稼働率が良い」「女性限定」→「安心であり夜騒いだりしない」というメリットがあります。
入居時の一時金の設定で競争力を高める方法もあります。
礼金や当初一定期間の家賃をなしとする「フリーレント」は効果があるようです。
中には、月々の家賃を少し上乗せすることで、礼金・敷金ゼロとする物件も出てきています。
たいていは入居者募集を委託された不動産会社が、広告を出すのが一般的です。(広告費は一般的にオーナーが費用負担をするので、委託する際に費用の詳細を決めておきましょう)。以下のような募集方法が考えられます。
1.不動産会社間の情報流通
不動産会社の店頭によく貼ってあるB4サイズの図面は、不動産会社同士が情報交換をするためのもので、新築賃貸住宅の募集方法としてはもっともポピュラーなものです。この不動産会社間の情報は、情報流通広告会社が運営している不動産会社間のコンピューターネットワークに登録され、さらに一般消費者が閲覧できるインターネットのホームページにも登録されます。
2.レインズ登録
レインズは国交省が推進するコンピューターネットワークを用いた不動産会社間の情報交換システムです。このレインズに、賃貸住宅の募集の情報を登録して、不動産会社からの反響を待つことができます。またこのレインズの登録情報は、一般消費者が閲覧できるインターネットのホームページにも登録されます。
3.新聞折込チラシ
4.賃貸住宅情報誌
5.独自ホームページ
6.インターネット専業の不動産広告会社の情報サイト
7.入居者募集看板
建設前の段階から現地に看板をだしておくことで、入居者募集をすることができます。
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